歌壇2020年1月号
¥ 900
新春巻頭作品30首
いろいろな時間 馬場あき子
スクラム 佐佐木幸綱
新春巻頭言
作者、読者、読み手 高野公彦
特集 初句の引力、結句の妙味
言葉の組み方、仕上げ方 総論 栗木京子
記憶される初句 岩内敏行
初句以前の「時間」をまとった初句 大森静佳
初句は美しき詩語 上條雅通
初句二文節の効果 小林幹也
「吠えよ這えよと叫ばんか」に導かれて 斉藤光悦
歌の魅力を支える初句 古谷 円
出会い頭の衝撃 睦月 都
〈男〉か〈女〉か 阿木津 英
時には初発へ 桑原正紀
結句の余韻 小西美根子
きみの懐疑の夢 三枝浩樹
逆説の七首 古谷智子
「朧」から「月」へ 細溝洋子
呪縛を解く 山田富士郎
新連載
平成に逝きし歌びとたち① 上田三四二 吉川宏志
画架に短筒――絵画を短歌は① 塚本靑史
公開講座
ザ・巨匠の添削。~添削から探る歌人の技と短歌観~第2弾
第六回「釈 迢空」 秋山佐和子/司会・梅内美華子
書評
伊藤一彦著『歌が照らす』大人のことば 大松達知
集中連載
『彩』を読む③ How to live 富田睦子
好評連載
私の本棚、私の一冊13 藤岡武雄
戦争と歌人たち67 篠 弘
蘇る短歌22 坂井修一
ワイン歳時記6 小笠原信之
熟年歌人の歌 186 橋元俊樹
特別企画 継続と挑戦
葉鶏頭 青木昭子
とうとうたらり 磯田ひさ子
地名の歌 大塚寅彦
月面歩く 奥村晃作
楽天生活~期白雲~ 紀野 恵
冬の通貨 高山由樹子
ひのくにしぐれ 塚本 諄
ととのへる 文屋 亮
万作の花 松坂 弘
ふたご 松村正直
野分をめぐる断想 和嶋勝利
時評 寺井龍哉
作品評 浦河奈々