歌壇2020年2月号
¥ 900
巻頭作品20首
時のかたみ 三枝浩樹
冬の嵐 島田修三
一樹であった 松村由利子
雪原 柳澤美晴
第31回歌壇賞決定発表
選考経過
受賞の言葉 小山美由紀
受賞作品 知りつつ磨く 小山美由紀
次席作品 ホワイトノイズ 岩瀬眞砂子
生前 榊原 紘
候補作品
ところてん 逢坂みずき
おもき光源 坂井ユリ
切子グラスの中の蟻 西 可織
塩素のにおいのする波 奥村知世
鷗がさらう 丸地卓也
最後の春に 万仲智子
机を埋める 近江 瞬
ちひさき影 塚田千束
銃 岩田怜武
パリ行きのバス 田中翠香
選考座談会 三枝昻之・東 直子・水原紫苑・吉川宏志
新連載
平成に逝きし歌びとたち② 前川佐美雄 大辻隆弘
画架に短筒――絵画を短歌は② 塚本靑史
集中連載
『彩』を読む④ はるの潮は 富田睦子
特別企画 初冬の越前を訪ねて
朝の虹 押切寛子
通り雨 久保田 登
越前初冬 小島熱子
朝倉氏遺跡 果ての月 紺野万里
晴ればれと 三枝むつみ
時雨はらはら 沢口芙美
ジオラマの城下町 丸山三枝子
銀河生る 三井 修
時雨 山本登志枝
好評連載
私の本棚、私の一冊14 花山多佳子
戦争と歌人たち68 篠 弘
蘇る短歌23 坂井修一
ワイン歳時記7 小笠原信之
時評 藤野早苗
作品評 浦河奈々