歌壇2020年4月号
¥ 900
巻頭作品20首
日常 尾崎左永子
絵地図をひらく 外塚 喬
うしろむく人 吉川宏志
春限りなし 佐藤モニカ
特集 どうする? 歌の表記
多様性の妙 総論 沖ななも
そもそも「うたう」か「よむ」か 今野寿美
現代に生きる古語と旧字体 森山晴美
微妙な匙加減 尾崎まゆみ
表記という突破口 生沼義朗
些細にして大切 天野 匠
レイヤーをつくる 飯田彩乃
平仮名の無意味のちから 江戸 雪
ルビにも積極的な活用を 津金規雄
すべてひらがな 平山繁美
再び使わない言葉 宮原 勉
特別作品30首
秩父困民党 島崎榮一
シリーズ
平成に逝きし歌びとたち④ 大西民子 沢口芙美
集中連載
『彩』を読む⑥ わが逢はざらむ 富田睦子
特集 鈴木幸輔 没後四十年
孤高の求道者 総論 古谷智子
異なる作品世界 花山多佳子
夜空の星のごとく 大崎安代
抑制された表現 松坂 弘
穢れのない感性 片岡 明
「孔雀」一連また良き家族詠 奥村晃作
陰影と光芒 入谷幸子
頷くこころ 佐伯裕子
前衛の勝負する場所 宇留賀七郎
戦後の一家族――幸輔の刻んだもの 鈴木幸彦
好評連載
私の本棚、私の一冊16 松平盟子
戦争と歌人たち70 篠 弘
蘇る短歌25 坂井修一
画架に短筒4 塚本靑史
ワイン歳時記9 小笠原信之
熟年歌人の歌188 𦚰中範生
時評 寺井龍哉
作品評 福士りか