歌壇2021年6月号
¥ 900
巻頭作品20首
野方のカント 春日真木子
窗に光は 外塚 喬
合鍵 小島ゆかり
組織図 吉川宏志
特集 短歌のなかの光と闇
光と闇・この響きあうもの 総論 三枝浩樹
古代の時空、光と影 島田修三
光の歌 三十首選 坂井修一
闇の歌 三十首選 久々湊盈子
一首、軽くも深くも 安藤直彦
S先生 大平千賀
浮島の闇 河野美砂子
わが村のひかりと闇 米田靖子
恐怖と微かな希望 橋元俊樹
日常の襞 森岡千賀子
十三日目の月 和嶋勝利
特別企画 短歌における話し言葉の効果
「話し言葉」というドラマ 総論 大井 学
口語短歌への模索と現在地 池田裕美子
生身の人間が現れる 大松達知
話し言葉の情感 加藤治郎
訴える力の強さ 後藤由紀恵
詠嘆の変化 田村 元
目の前 佐佐木定綱
これからもずっと 水門房子
「またね」のこと 永井 祐
ぜ 花山周子
架空の人のこぼした言葉 東 直子
使えるものはなんだって 平岡直子
ロラン・バルトへの挑戦 ユキノ進
シリーズ
平成に逝きし歌びとたち⑱河野裕子 今野寿美
トピックス
茂吉を語る会 編集部
好評連載
私の本棚、私の一冊30 石川美南
百人百樹3 沖ななも
全国新聞歌壇ウォッチング8 高木佳子
画架に短筒18 塚本靑史
熟年歌人の歌199 山中律雄
時評 津金規雄
作品評 押切寛子