歌壇2024年5月号
¥ 900
巻頭作品30首
栗木京子 癖つよき文字
巻頭作品20首
沖ななも 干す
藤原龍一郎 報国―秦夕美句集『雲』よりの変奏二十首
巻頭作品10首
秋葉四郎 わが生地
黒木三千代 合掌
樋口智子 抜かれた牙
特集 作歌意図を超えた歌―鑑賞によって広がる歌の世界
鑑賞がもたらすもの 総論 林 和清
批評会の醍醐味 小塩卓哉
「読み」の鎧を打ち砕く 遠藤由季
紅色からもも色に 一ノ関忠人
そういうつもりではなかった 片岡 絢
その春のこと 栗原 寛
別の側面へのスポットライト 佐藤華保理
リレーのための鑑賞 佐藤弓生
器を手放すために 濱松哲朗
目隠し 平岡直子
現実と入れ替わる 細溝洋子
白鳥と死 山田富士郎
新連載
名歌発掘2 高野公彦
近代歌人うた物語2 藤岡武雄
特別評論
夕暮と白秋の大震災と「日光」 前田 宏
トピックス 現代短歌フェスティバルin奈良
激動する短歌―歴史から未来へ 川本千栄
特別企画 うたの扉
有川知津子 ものおもふみみ
石井大成 キャラメル
石畑由紀子 小さな平屋
鈴木加成太 空に棲むさかなの味は
塚田千束 燃え尽きないで
戸舘大朗 ヘヴン
平出 奔 タイムスリップ説
福山ろか 春の卓
松本志李 雨のにおいを纏う
山科真白 桜
好評連載
ようこそ、歌の世界へ17 桑原正紀
かつて『源氏物語』が嫌いだった私に35 吉川宏志
歌ことばに遊ぶ16 柚木 新
永井陽子 太陽のうさぎ7 江戸 雪
画架に短筒53 塚本靑史
熟年歌人の歌224 野上洋子
時評 竹中優子
作品評 鈴木陽美